バリューコマース(2491)という会社が大幅減配になったよ!というニュースがありました。
バリューコマースというのは、1996年に設立されたASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)の会社。
広告の仲介業者みたいなイメージですね。
老舗のASPで、アフィリで稼ぐ人ならその名前はよく知っていると思います。
少し前までは高配当株ランキングでその名前をよく取り上げられたりもしていますね。
出典:高配当株50銘柄を紹介!|ダイヤモンド・オンライン
そしてこのコマースさん、1月30日の決算短信にて大幅減配を公表。
今日はその減配から、高配当株投資家としてぼくが感じたことをツラツラと書き記します。
経緯
そもそもの経緯はこんな感じ。
バリューコマースは前述したとおり、ASPの会社。
主な事業として、アフィリエイトを提供し、事業者の集客と販売促進を支援して稼いでいました。
総売上は304億円規模で、有名なのはYahoo!ショッピング等に関連していた「StoreMatch」等のサービスです。
問題だったのは、事業の約54%をLINEヤフーに依存していたこと。
直近の有価証券報告書ではこんな記載がされています。
出典:有価証券報告書|VALUE COMMERCE
今回その最大の取引先であるYahooさんに、
君とはもう付き合えない
そう言われたんですね。
これを聞いたコマースさんは、売上予想を大幅修正。
営業利益は赤字転落の見込みに。
配当予想も大幅減配に修正されたワケですね。
そもそも高配当株はどうやって見つける
「配当クエスト」では、優良な高配当株の探し方の全体像として4つのステップを紹介しています。
要約すると、
- 配当利回りランキングを確認
- 過去の業績を確認
- 最新の情報を確認
- 最終決定


ここで持つべき視点は、
- 「4つのステップだけで優良な銘柄を見つけられる」ではなくて
- 「たった4つのフィルターで優良な銘柄なのかどうかを判断しなければならない」
ということですね。
もし出会っていたら、VCを避けれたか?
そして本題。
今回のこのコマース減配ニュースを受けて、自分なりに考えたこと。
「もしコマースと出会っていたら、自分が買わなかったか?」
ここですね。
その判断のカギを握るのはズバリ、「売上が依存しているかどうかを調べる、その視点があったかどうか」になると思います。
- 配当利回りが高い状態で
- 過去の業績のフィルターを突破
そして、
最新の情報を確認するときに、
この企業は売上をどれくらいどこに依存しているんだろう?
と気にする視点が大事になってくるんですね。
どうやって調べる?
売上の依存度を調べるのは、「有価証券報告書」がひとつの参考資料になります。
金融庁の内閣府令では、売上の10%以上を同一企業に依存している場合、その旨を「有価証券報告書」に記載するよう示されています。
(出典:企業内容等の開示に関する内閣府令)
ひとつの目安として、有価証券報告書を確認するのは有効な視点です。
例えば15%を依存しているとして、売上が300億円だった場合、「君とはもう付き合えない」の一言で、約45億円の売上を一気に失うワケです。
その売上を失っても、
- 純利益は出せそうかどうか
(固定費が重いから、赤字になりそうだなぁ) - 自己資本でどれくらい耐えられる体力があるのか
(短期の負債多いなぁ)
こういう視点に繋がっていくんですね。
まとめ:今後に活かせること
今回の一件で、ぼくが改めて大事だと思ったのはこれ。
- 売上の依存度(偏り)も必ず見よう
初心者のうちは、意外と見落としやすいポイントです。
高配当株投資として「減配地雷」を踏む確率を下げられる要素は調べるのが吉。
バリューコマースの減配ニュースから、今後の高配当株投資に活かせることないかな?と思い、まとめてみました。
少しでも参考になればうれしいです。
以上!







コメント