トウシルで、こんな検証記事が出てました。
2月25日
「S&P500で検証!「下落時の押し目買い」を長期積立投資にプラスする効果は?」
(出典:トウシル)
内容はシンプルで、
- S&P500をもとに
- 下落時の押し目買いを組み合わせたら
- 積立投資の成績は良くなるのか?
というもの。
条件はこんな感じ。
- 投資期間:2000年〜2025年(25年間)
- 初期投資額:100万円
- 毎月3万円を積立
この条件で、次の5パターンを比較しています。
- 積立のみ
- 10%下落時に10万円追加
- 10%下落時に20万円追加
- 20%下落時に10万円追加
- 20%下落時に20万円追加
なんだか数字が多くて、目がパチパチしますね。笑
ひとまず結果をご覧ください(どーん)

(出典:S&P500で検証!「下落時の押し目買い」を長期積立投資にプラスする効果は?|トウシル」)
検証の結果としては、
ケース③の「10%下落時に20万円追加」が一番最終的な資産が多かったことがわかりました。
記事内でのまとめはこう。
「下落時の増額戦略は、リターン向上の効果あり。ただし万能ではない。」
この記事を見て案内人として一言。
インデックス投資家は、押し目買いなんて気にせんでよろしい。笑
解説します。
一番買付できたパターンが一番資産が増えただけ
グラフだけ見ると、
「10%下落時に20万円追加したパターンが一番伸びてる!」
「この法則こそが最強や!」
こんな風に思ってしまいそうですね。
でもこれ、冷静に数字を見るとその違いがわかります。
下の表をご覧ください。

(出典:S&P500で検証!「下落時の押し目買い」を長期積立投資にプラスする効果は?|トウシル」)
表を見てわかる通り、ケース③は投資元本が一番多い(1,900万円)んですね。
つまりこの検証は、
- 「10%下落した時に押し目買いするのがいい」ではなくて
- 「一番買付できたパターンが一番資産を増やした」だけ
なんですね。
それ以上でもそれ以下でもありません。
年率リターンを見ても、その差は極端ではないということがわかると思います。
インデックス投資で忘れてはいけないこと
インデックス投資の大前提はこれ。
- タイミングを読む投資ではない
- 継続(時間)と入金力(元本)がものをいう
この2つです。
インデックス投資は、少なくとも15年以上の長期を見据えた投資です。そして、世界経済の成長に期待する投資ですね。
長期で見たときに右肩上がりを期待するのであれば、いくら市場の波を予想したところでその差は大きくは変わることはありません。
あれやこれや考えてタイミングを逃すよりも、淡々と目標に向かって継続することが最も重要になります。
「下落を当てにいく投資ではない」
インデックス投資家として、この大前提を頭に置いとくだけで、投資家としての腕はひと味変わってきます。
まとめ:優良なツールを使いこなすのは人間
今回の記事では、「押し目買いはプラスになるのか?」という検証をもとに、インデックス投資家としての立ち位置を改めて整理しました。
結論はシンプル。インデックス投資は、
- 目標を決めて
- 入金を続けて
- 時間を味方にする
それだけでいいんです。
株価の上下に振り回されず、淡々と続ける。
そこが、「言うは易し、行うは難し」の部分でもあります。
一喜一憂しないためにも、「下落を当てにいく投資ではない」という軸を忘れないことが大切ですね。
優良なインデックスファンドはあくまでツール。
それをどう使うかを決めるのは、いつだって自分自身。
最後にイチローさんの有名な言葉で締めます。
「小さなことを積み重ねることが、とんでもないところへ行くただ一つの道である」
目的達成のため、今日もコツコツいきましょう!
以上!


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