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全力投資は危険!?投資戦略における「現金」の考え方

最近、日本も米国の市場には不安定な要素があるものの、全体として堅調に株価が推移している感じがしますね。
その影響もあってか、「投資をしなければ損!」なんて雰囲気を、わたしの身近でも耳にするようになりました。

でも、なにも全力で株式に資金を突っ込むのが正解だとは思いません。
わたしは高配当株投資をすすめていますが、同時に「現金を持つこと」もとても重要だと思っています。

いわゆる「現金比率」という考え方ですね💡

目次

なぜ現金は大事なのか?

わたしが考える現金の価値は、大きく3つあります。

  1. 日常生活を支えるため
  2. 安心を得るため
  3. チャンスをつかむため

① 毎日の生活を回す「日常資金」

当たり前ですが、生活費は現金で払います。
家賃・食費・光熱費など、毎日の暮らしを支えるのは現金の役割です。

どれも株では払えませんよね。

👤「そんなの当たり前じゃないの?」

🐝「そう!でも“当たり前”だからこそ、意識から抜けがちなんよ」

投資に夢中なって、「できるだけ現金を投資資金に回そう!」と思ったことはありませんか?

けれども、必要な現金まで投資に入れてしまうと、急なリスクに対応できずに株を慌てて売ることになります。 これでは本末転倒です。

② 心にゆとりをくれる「安心資金」

現金は「心の安定料」としても大きな意味が持ちます。

  • 生活防衛資金として備えられる
  • 突発的な出費(家電の故障、冠婚葬祭、医療費など)に対応できる
  • 「現金がある」という事実そのものが安心感をくれる

👤「なるほど、投資してても不安が消えないのは現金が少ないからかも」

🐝「現金があるだけで、投資判断にも余裕が生まれたりするばい!」

③ 攻めに転じるための「チャンス資金」

最後に欠かせないのが「攻めの現金」です。
株価が暴落したときに優良な高配当株を拾えるのは、現金を残していた人だけ。
バーゲンセールこそが高配当株投資家にとって最大のチャンスです。

それ以外にもそもそも人生では、
「ここでお金使わなきゃいつ使うんや!」なんていう場面が急に訪れたりします。

人生の思わぬチャンスに対応するためにも現金が必要なんですね。

👤「チャンスは待ってくれないんだよね…」

🐝「だからこそ“現金で待ち構える”ことが大切なんやな!」

「現金比率」ってそもそもなに?

「現金比率」という言葉を聞いたことはありますか?
これはとてもシンプルで、資産のうち、現金と株式をどれくらいの割合で持っているかを表したものです。

たとえば「株式70%、現金30%」という感じですね。

投資家として一歩踏み出しているなら、まずは自分の現金比率を知っておきたいところです。

自分の資産のうち何%を株式投資に回しているかをパッと答えられるなら、投資家としてのレベルもワンランクアップだと思います。

ただし「正解の比率」なんてのは存在しない

👤「現金比率を把握しました!でも何%が正解なの?」

🐝「現金比率には正解がないんよ。だからこそ現金の価値を理解したうえで自分なりの比率を決める必要がある」

現金と株式のバランスは、これがベストという正解はありません。

人によってその最適解というのはまったく違うんですね。

  • 独身、家族もちか
  • 会社員か、自営業か
  • 収入が安定しているのか、不安定なのか

100人いたら100人の答えがあります。

だからこそ、他人の現金比率なんてのはあくまで参考程度。

「自分にとって心地よい比率は自分で見つける」ことが大切です。

自分の最適解を知るために必要なこと

では、どうすれば自分に合った比率を見つけられるのか。
答えはシンプルで、自分の生活費を把握することです。

月にいくら使っているか分からなければ、
「何か月分の生活費を現金で持つべきか」を判断することはできません。

家計管理は、投資戦略のスタートラインです。

  • 収入安定しているから生活防衛資金として6ヶ月分貯めたいな
  • 月20万円で暮らしているなら、6か月分=120万円だな

といった具合に逆算できるようになります。

🐝「家計管理こそお金の一丁目1番地ばい!」

まとめ:現金と投資は両輪

株式投資は資産形成に欠かせないものだと考えています。
そしてその株式投資の前提は現金です。

現金があるからこそ投資を続けられるし、チャンスにも動けます。

現金の価値はこの3つ。

  • 日常生活を支える
  • 心に安心をもたらす
  • 投資や人生のチャンスをつかむ

そして大事なのは「自分に合った現金比率」を持つこと。

株価が堅調だと言われている今こそ、投資家として自分の現金比率を見つめ直してもいいかもしれませんね。

ただし、知っておいてほしいのは
自分にフィットした現金比率ってのは、最初にズバっと答えがわかるもんではないということ。

家計管理ができていると、
「これくらいかな?」という自分なりの感覚が出てくるはずです。

まずはそこから始めて、定期的に見直していけば十分だと考えます。

家計管理こそ一丁目1番地!
支出を漏れなく把握することが大事ですね。

この記事が自分にフィットした現金比率を見つけられるきっかけになればうれしいです。

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