この記事では、高配当株探しに役立つツールの紹介をします。
「高配当株投資に興味はある。でも、そこまでその銘柄探しに膨大な時間をかけていられない。」
そんな方のためのツールです。
正直、高配当株投資の世界では、銘柄探しが命運を分けます。
探す力、もうむっちゃくちゃ大事です。
とはいえ、時間は有限。
一生懸命探すのに膨大な時間を使うワケにはいきませんし、だからといって分析を怠ると、それでは納得できないままになってしまいます。
優良な高配当株を見つけるには、
「効率よく、納得のいく銘柄を、自分の力で見つける」
これが大事だと、僕は思ってます。
東証に上場している銘柄は、3000社超え。
効率が悪いと、「高配当株に投資する」という作業自体に時間がものすごくかかってしまいますね。
「よ…ようやく、優良な企業と出会えたぜ。半年くらいかかった。ポチっ。10株購入」
これじゃいけないんです。
ポートフォリオが完成する頃に、「思ってたのと違った…」なんて思いたくないものです。
高配当株投資は、
- 目標金額を決める
- そのために必要な初期投資額を決める
↓
これが整ったら、市場時間がカギになります。
増配(配当の成長)の恩恵を受け取るためには、焦らず、だけど出遅れず、タイミングを見ながら入金していく必要があるんです。
だからこそ、そんな高配当株投資で大事なのが、
「効率よく、納得のいく銘柄を、自分の力で見つける」ことなんです。(2回目。笑)
この記事では、そのために役立つツールとして、僕が使っているスプレッドシートを公開します。
高配当株探しで見るべき「4つの力」を一覧でズバッと見ることのできるシートです。
もちろん個別分析も対応。
完全無料で公開中なので、どしどし使ってもらえたらと思います。
早速ツールを利用したい方は、「シートのダウンロード」へ飛んでください。
このシートで何ができる?
まず結論。分析ツールではこんなことができます。
- 配当利回りランキングから配当戦略に合う銘柄をピックアップ
- 個別分析として、財務・業績データを視覚的に確認
それぞれのシートはこんな感じ。




「なんかすごそう…。」って思ってもらえましたか?
「なんかわからん…?」そんな感じですか?
大丈夫です。スプレッドシート使ったことない人でもわかるように説明します。
まずは概要について。
このスプレッドシートは、2010年からの現在(進行中)までのデータを基に、作成しています。
使うのはシートは、下記の2つ。
- 一覧分析シート
- 個別分析シート
優良企業を探す前提として、高配当株投資の全体像は以下の4ステップ。
- 配当利回りランキングからピックアップ
- 「過去の業績」を確認
- 「最新の業績と企業の方向性」を確認
- 材料をもとに最終決定
このスプレッドシートを使うことで、①②をすごく効率的に進めることが可能です。
「一覧分析シート」は「選別」するためのシート
一覧分析シートは、企業を選別するためのシートです。
ここには、
- 更新日時点での
- 配当利回り順に
- 企業情報が並びます。
各銘柄ごとに、「回数」と「確率」という視点で整理してあります。
「上場していた〇年間の間に、何回それを達成したか」というのが見える化できるんですね。
分母の数字は上場していた年数。
例えば、データベース基準日の2010年から2025年まで継続して上場しているなら分母は「16」。
途中で上場していた期間が無かったり、そもそも上場したのが2010年以降だった場合は、その分だけ分母の数字は小さくなっています。
- 企業の選別をするためのシート
- 配当利回り順に並ぶ
- 財務指標や業績を基に、優位性を評価
「個別分析シート」は「傾向を判断」するためのシート
個別分析シートでは、企業の財務・業績データをグラフで視覚化することができます。
成長性やリスクについて、より詳しく分析するためのシートですね。
各指標がどういった傾向かどうかを判断することができます。
一般的な基準線と比較し、どれくらいの水準にあるのかを比較するのにも使えます。
- 企業の財務・業績データをグラフで視覚化
- 成長性やリスクについて分析
- 平均ラインとの比較にも有効
ツールの具体的な使い方
ここからは、実際にどんな感じで使うかについて詳しく解説。
正直、このシートの使い方は自由です。
ここでは参考までに、
🐝「こんな感じで使えるよー」
というのを、実際に画像を見せながら説明しますね。
ツールのダウンロード
まずはスプレッドシートをダウンロードします。
下記リンクをクリックしてください。
「ドキュメントのコピー」が表示されたら、青ボタンの「コピーを作成」をクリックします。


まずは一覧分析シートからピックアップ
シートをダウンロードしたら、一覧分析シートから使いましょう。
ピックアップするためには、スプレッドシートの「フィルタ機能」を使います。
項目の下にある「ボーダー柄の三角マーク(電波マークもどき)」がありますよね?
それをクリックすると「フィルタ機能」が使えます。
「フィルタ機能」と聞くとなんか言葉は難しいですが、要は絞り込みです。
- 増配確率が80%以上のみ表示
- サービス業のみ表示
- 連続増配回数が多い順に並び替え
こんな感じで、色んな絞り込みができる便利な機能です。
一体何からフィルタかけようか?
僕は減配確率からフィルターすることが多いよ!
減配確率からフィルターしてみよう
では実際に絞り込んでいきましょう。
「減配確率」の下にあるマークをクリックします。


次は一旦「クリア」をクリックして、チェックを全て外します。
そのあと、減配確率0%=「減配なし」のみ✔️して「OK」をクリック。


これで、減配無し銘柄を絞り込めました!





減配無しこそ正義だね!
個人的には、15年超えという時間軸で見た場合、過去2回(減配確率15%以下)までだったらギリ許容って感じかな。
営業CF赤字銘柄を消そう
減配無し銘柄に絞り込んでも、まだまだ企業は多いですね。
ここからさらにフィルターしていきましょう。
続いては「営業CF」でいきましょうか。
過去1回でも赤字がある企業を無くします。
同じように「営業CF」の「赤字確率」部分をクリック。
一旦クリアにした後に、「0」に✔️を入れて「OK」を押します。


だいぶ絞り込めてきましたね。


配当利回りで高配当な企業だけを表示しよう
続いて「配当利回り」でフィルターをかけましょう。
「利回り3.75%以上の企業」を表示させます。
同じようにフィルター画面を出したら、今度は先に「✔️が全て入っているかどうか」を確認します。
(「〇〇をすべて選択」をクリックすることで全てに「✓」が入ります)
✔️を確認したら、「条件でフィルタ」部分をクリックします。


「なし」となっているところをクリックしたら選択画面がでます。
下にスライドし、「以上」を選択してください。


下のボックスに「3.75」と入力し、OKをクリックします。


これで、高配当(利回り3.75以上)の企業の絞り込みに成功です。
気になる銘柄が見つかったら個別分析シートへ
ここまでである程度の絞り込みができました。
どうでしょう、気になる銘柄は出てきましたか?
むむ…!アイティフォーという企業が良さそうだな
少しでも気になったら個別分析シートでチェックや!
執筆時点で、アイティフォーという企業が気になりました。


個別分析シートでチェックしてみましょう。
使い方はカンタン。
個別分析シートを開いて4桁のコードを入力するだけです。


たったこれだけで、過去の推移・傾向を視覚的に把握することができます。
- 企業の財務・業績データをグラフで視覚化
- 成長性やリスクについて分析
- 平均ラインとの比較にも有効
高配当株投資銘柄として、投資に値する企業かどうか、過去の推移や傾向を見ながら判断していくことになります。
この作業を繰り返すことで、気になる銘柄を効率よく見つけていくことができるんですね。
まとめ:気になったらまずは使ってみるべし
いかがだったでしょうか?
この記事では、高配当株分析ツールの紹介と、その使い方について大枠を解説しました。
このツールは、高配当株探しの全体像の中の①と②を効率的に進めることのできるスプレッドシートです。
- 配当利回りランキングからピックアップ
- 「過去の業績」を確認
- 「最新の業績と企業の方向性」を確認
- 材料をもとに最終決定
銘柄さえピックアップできれば、優良な高配当株を探す作業時間は劇的に改善します。
初心者がつまづきやすい、
❓どこから見ていけばいいのかわからない
❓絞り込み方がわからない
そういった悩みを解決できるツールです。
今回紹介したフィルター(絞り込み)は一例ですが、他にもこんなことができます。
- 特定の業種での自己資本比率比較
- 配当性向30〜60%企業のみ表示
- DOE採用銘柄をチェック
使い方一つでいろんなことが試せるんですね。
高配当株投資で重要なのは、
「効率よく、納得のいく銘柄を、自分の力で見つける」ことです。
「それができれば苦労しない…」と言われがちですが、このツールを使うことで、初心者の壁は乗り越えやすくなると思います。
🌀「高配当株投資って難しそう…」
🌀「銘柄を探す時間なんてとても作れそうもない…」
🌀「だけどやっぱり興味がある…」
そんなあなたにぴったりのツールです。
平日になかなか時間が取れないと言う方でも、このスプレッドシートがあれば週末だけで気になる銘柄を絞ることもできるでしょう。
作成者の僕が言うのも変ですが、少しでも使うかどうか迷ったらGOです。笑
アプリやWEBソフトではない、スプレッドシートだからこそとっつきやすいと思います。
まず「シートをダウンロード」して、一覧分析シートを開いてみてください。
最初にかけるフィルターは、記事で紹介したやり方を真似するだけでOK。
それだけで、投資候補のリストがぐっと絞れます。
むずかしく考えなくて大丈夫です。
このシートは、最初の一歩でつまづいていた人、道の途中で迷っていた人が、自分の力で動き出せるように作りました。
ぜひ使ってみてください。
この記事は以上です。
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ではまたー!
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(PC推奨)
Q:いつ更新しているの?
🐝:基本的には月末時点で更新しています。株価の乱高下が激しい時期には、日々更新してたりします。
ただし、更新を約束するものではありませんのでご理解ください。

