今回は「配当金」について、できるだけシンプルに解説します。
高配当株の選び方とか、戦略の話は一旦おいといて、今回の目的は配当金の正体を明らかにすること😊
そもそも論、高配当株投資で狙うのは、
- 長い時間をかけて
- コツコツと配当金ももらい
- 株価の成長にも期待する
そんな投資。
株価の未来は読めないが前提だけれど、
「企業の成長と年々増える配当金で収入の柱も資産も増やしていきたい」
こう考えとるわけですね。
毎年入ってくる配当金の正体もわからず、高配当株投資に手を出すのは御法度。
「このお金、、、いったいどこから出とるんやろか?」
「まぁようわからんけど、使っとこうっと!」
こんな感じじゃいかんです。
少なくとも、
- そもそも配当金ってなんなのか?
- どこから出てくるお金なのか?
- なぜ企業は配当を出すのか?
この辺の全体像は、しっかりと押さえときましょう😊
「配当金」は企業の利益の一部
まず結論、配当金というのは、 企業が稼いだ利益の一部を、株主に還元するお金のこと。
めちゃくちゃシンプルに言うと、
- 会社が儲かる
- →利益が出る
- →その一部を株主に配る
これが配当金 。
つまり、
配当金の原資は「企業の利益」なんですね。
利益が出ていなければ、配当を出し続けることができないということを知っておきましょう。

配当金額は誰が決めてる?
配当金の額は、原則、株主総会という場で決められています。
学校の全校集会みたいなもんですね。
経営陣たちの業績や財務に間違いないか、
オーナーである株主がチェックして、話し合いのもと、
- 配当金をいくら出すか
- 出すならいつ出すか
みたいなことを決めます。
でも実態は、
「配当金の決定は、経営陣に任せます!」
って委任しているケースが多いです。
年1回しか開かれない株主総会よりも、柔軟性を持たせたいからですね。
株主としても、経営のプロに任せた方が、スピード感もあるし、委任することはお互いにとって、都合がいいですな。
分配金との違い
配当金に似た言葉として、「分配金」というのもあります。
「配当金」と「分配金」、この2つは似とるけど、正確には違うってことも知っておきましょう。
大きな違いは2つ。
- お金の出どころ
- 誰が配るか
「出どころ」というのはつまり、「原資」の話。
- 出どころ:会社の利益
- 配るのは:企業
- 出どころ:信託財産
- 配るのは:投資信託の運用会社

「信託財産」というのは、要は投資信託会社の財布みたいなもんです。
この財布には、
- みんなから集めたお金
- 資産運用して得た利益
- 投資している会社から出た配当金
これらが溜まっていきます。
運用会社がこの財布から、お金を投資家に還元するのが「分配金」。
そんでもってこの分配金には、注意する点があるんですね。
それは、
投資信託会社の財布に、利益が入ってこなくても分配金を出せてしまうという点。
「特別分配金」と呼ばれたりします。
これはいわゆる、 みんなから集めたお金=元本を、取り崩して還元しとる方法。
投資家からすると、ただ自分の元本が返ってきてるだけの状態。
タコ足配当って聞いたことありますかね?それです。
「毎月分配型の投資信託」なんて言葉を聞いたら要注意。
利益を得る仕組み上、毎月分配なんてのは成立せんってことは覚えておきましょう😊
なぜ企業は配当金を出すのか
ここまでで、「配当金」がなんなのかという大枠は掴めたと思います。
最後に、「じゃあ、そもそも企業はなぜ配当金を出すのか?」ということを説明しますね。
理由はこの3つ。
- 長く付き合ってくれる株主を確保したいから
- 資本効率を上げたいから
- 出資者へ感謝したいから
①長く付き合ってくれる株主を確保したいから
配当金を目的に投資する人は、「長くその株を保有する」人が多いです。
高配当株投資をしている(しようとしている)ボクらも一緒ですね?😊
企業側から見ると、
- 短期的に株を売買する株主より
- 長期で応援してくれる株主
こっちが愛せますね。
企業は、長い期間出資してくれる株主と付き合っていきたい。その代わり、利益の一部を配当金として還元することを約束する。
投資家は、出資した企業にいっぱい稼いでもらいたい。その利益の一部を長い期間還元してくれたらうれしい。
そんな感じです😊
②資本効率を上げたいから
資本効率っていうのは、企業が効率よく稼げているかどうかを見るためのもの。
例えば、利益を10億円出した企業が2社あるとします。
- A社は、現金100億円を元手に10億という利益を出した
- B社は、現金50億円を元手に10億という利益を出した
さて、この場合、どっちの会社の資本効率(効率よく稼げてる)が高いでしょうか?
正解は・・・、
B社。
少ない手持ち金で、効率よく稼いだワケだから。
成長する企業は、資本効率が高いです。無駄のないお金が少ないんですね。
資本効率を高めるため、企業は手持ち金(ここでいう現金)をあえて少なくしようとします。
そのための方法の一つが、「配当金として還元する」ということ😊
③出資者へ感謝したいから
株式会社というのは、株主からのお金で事業を大きくしていく仕組み。
出資してくれる人がいて初めて成り立っているワケです。
配当金は、その出資者への感謝の形でもあります。
一気に返すことはできないけれど、毎年少しずつ「ありがとう」を返していく。
その「ありがとう」をきちんと返していくために、企業は利益を追求する。
それが「配当金」ですね😊
まとめ:配当金は「企業の姿勢」
今回は、配当金がそもそもなんなのかについて解説しました。
ポイントをまとめると、
- 配当金の原資は企業の利益
- 分配金とは仕組みが違う
- そして、配当金というのは「企業の姿勢」
こんな感じ。
配当金というのは、
- 企業がどういう経営をしようとしているのか
- 株主とどう付き合おうとしているのか
そういった「企業の姿勢」が見えるお金です。
つまり高配当株投資をするということは、
- 株主に対して誠意ある姿勢を示す会社
- 長い時間をかけてしっかりと利益を出し続ける会社
- 稼いだお金の使い道を無駄なく考える会社
こういった企業と付き合っていくこと。
そういった視点で銘柄選びをすることで、
- ただ配当利回りが高いだけの銘柄
- どこから配当の原資を出しているか謎の銘柄
こういったのを避けることができると思います。
選ぶのは投資家であるボクら自信。
大事なお金を、ちゃんとした企業に投資するため、しっかりと投資家の腕を磨いていきましょう😊
以上!


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